メイクブラシのお話

メイクブラシのお話

メイクブラシのお話
メイクブラシのお話
メイク上手への第一歩は、上質なお化粧道具を揃える事から。
上質なお化粧道具でお化粧すると、テクニックいらずでワンランク上のメイクが完成します。
せっかく流行のアイシャドウや口紅を使っても、上手に塗れないとかえってやぼったくなったり、ましてや時間もかかり、垢抜けないメイクになってしまいます。

熊野の化粧筆には、使いやすさ、仕上がり感を重視するプロ用のメイクブラシを長年作ってきたノウハウと、熊野の筆づくりで培われた伝統の技術があります。

コスメ堂のメイクブラシで一段とキレイになって下さい。
メイクブラシの基礎知識、【メイクブラシ各部の名称】のご紹介。
メイクブラシ各部名称
メイクブラシのお手入れ方法メイクブラシの作り方メイクブラシの毛の種類

メイクブラシのお手入れ方法

メイクブラシのお手入れ方法
メイクブラシのお手入れ方法
毎日のお手入れについて
使用後、手の甲や腕などで軽くはたいて下さい。

色残りが気になる時はティッシュで軽くふき取ってください。(写真1)
使用後、手の甲や腕などで軽くはたいて下さい。
水洗いはなるべく避けて
毎回こうして丁寧にお使いいただければ、水洗いの必要は特にございません。水洗いした場合、中の方の毛や金具の中がなかなか乾きにくく、全部乾いたように見えても湿り気が残りやすいので、その水分や、中で毛を接着している糊の成分を栄養にしてバクテリアが発生しやすく、毛切れや抜け毛の原因となりますのでできるだけ水洗いは避けていただいた方が良いです。
クシかけはマメに
フェイスブラシやチークブラシなど大きめのブラシは、マメにクシをおかけ下さるとより一層長持ちします。

普通~粗めのコームで根本から毛先に向かって梳かして下さい。

その際にいきなりブラシの根元から梳かすと毛が切れますので、先端から徐々にほぐしてください。(写真2~3)

こうしてクシをかけていただくと、穂先の中に入り込んだ化粧品や汚れが掻き出されてキレイになります。

クシかけはマメに
パウダーで洗浄
パウダーで洗浄汚れがひどくなってきた時は、ベビーパウダーやフェイスパウダー(コーンスターチ等でも可)で洗浄してください。

ビニール袋に上記のパウダーを入れ、その中にブラシの穂先を入れ、袋口をしっかり押さえ、袋の中でブラシを泳がせて粉を穂先になじませます。

穂先にのこっていたチークなどがパウダーに移り、ブラシが綺麗になります。

パウダーにチークなどの汚れが移ってきたら、袋からブラシを出し、穂先に付いた粉を柄の部分を軽くたたいてはたき落として櫛掛けします。

パウダーを取り替えて同じ事を何度かくり返しパウダーに色が移らなくなったら、軽くティッシュオフして、また更に丁寧に櫛掛けしておいて下さい。

どうしても水洗いしたい場合
水洗いした方が確かにキレイにはなりますし、清潔ですので、水洗いの方法をご紹介いたしますが、方法によってはブラシを傷めてしまいますので、必ず以下の事をお守りください。
どうしても水洗いしたい場合はぬるま湯でやさしくすすいで下さい。

コップなどの容器に水を入れて、中で振り洗いします。(写真5)

汚れが落ちにくい場合は固形せっけんやボディシャンプーのような刺激の少ない物でで洗ってください。

洗浄後リンスをしていただくと尚良いです。
後は、毛先を手でしぼりながら形を整えて陰干しします。目の粗いコームで毛先からゆっくりとかすのも良いです。

どうしても水洗いしたい場合はぬるま湯でやさしくすすいで下さい。
ぬるま湯で水洗い

このとき、毛先が下向きになるよう逆さにつるして乾かすと根本もしっかり乾かす事ができます。下向きが無理な場合は横に寝かせてください。(写真6)上向きに干すと金具の中に水が溜まってバクテリア発生などの温床になり抜け毛、切れ毛の原因になります。

3日は必ず乾燥させてください。
乾燥しきらないうちにご使用になると毛を痛めますので、充分乾かしてからご使用下さい。

3日程経ったら、もう一度くしをかけてからお使い下さい。
横に寝かせて乾燥中
横に寝かせて乾燥中
リップブラシのお手入れ
リップブラシについてはティッシュでふき取るだけで十分にキレイになります。水洗浄はなるべくご遠慮して下さい。 リップブラシについてはティッシュでふき取るだけで十分にキレイになります。
市販のブラシクリーナーなどについて
市販のブラシクリーナーや、シンナー、アルコール入りの洗剤は絶対にはご使用にならないで下さい。
ご使用になると毛を染めている染料が落ちたり、毛を固定している接着剤が溶け、毛が抜け落ちる可能性があり、毛切れや抜け毛の原因にもなります。洗剤を使いたい場合は必ず固形せっけんかボディシャンプーなど刺激の少ないもので洗ってください。
また、当店公認の化粧筆専用のシャンプーができました。

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ブラシの収納について
一番良いのは、ほこりと日光を遮断できる箱や引き出しに、寝かせた状態で、毛先が圧迫されてクセが付いたり逆毛になってしまわないように余裕を持って寝かせて収納する方法(窮屈だと逆効果です)ですが、ペンスタンドのようなものに穂先を上にして立てておくのも手軽です。(ただし、ホコリが付かないようにフタ付きのもをお勧めします。)
直射日光は大敵!
直射日光に当たると毛が弱り、寿命を早めてしまいます。なるべく日光の当たらない暗いところで保管してください。
~お手入れ方法のまとめ~
ポイント
 櫛掛けはマメに(丁寧に)
● 水洗いはなるべく避ける
● どうしても水洗いしたい場合は、3日間は風通しの良いところで陰干し
● 日光を当てない
以上、長くご愛用いただけるようお手入れ方法をご紹介いたしました。
色々と手間はかかりますが、お手入れも丁寧にしていただくと愛着もわき、より大事にしていただけます。お値段もそうお安いものではありませんし、いつまでもご愛用いただけるととても嬉しいです。(コスメ堂より)

コスメ堂の人気商品

メイクブラシの毛の種類

メイクブラシの毛の種類
原毛の種類は?

A2)それでは、コスメ堂のメイクブラシに使われている物と、他、代表的な物をご紹介していきます。
リス
尾の毛だけを使います。毛質はとても柔軟で集合力に富み、フェイス、チーク、シャドーの最高級品に使われます。リスの種類は灰リス、松リスなどがあります
灰リス・・・・・・該当商品E-13E-14E-18HF-P202HC-P161・他
   リス毛の中では最高級。その毛質はふわっとやわらかく、とても繊細です。
松リス・・・・・・該当商品E-6E-8HC-P083
   灰リスよりもしっかりした感じです。アイシャドウブラシなどに使われます。
カナダリス・・・・・・該当商品HS-122(イミテーションカナダリス)
   非常に希少なリスで、毛先は繊細でコシがある。小さいシャドウブラシ向き。
山羊
毛先が透明でその部分が長いほど良質とされ、柔らかく、粘りがあり、まとまりがよい毛質です。フェイス、パウダーブラシ等に最適で、体の部分(位置)によって「粗光峰」「中光峰」などと呼ばれています。
粗光峰・・・・・・該当商品E-1E-2・他
   毛丈が長く、細くしなやかで、山羊毛の中では最高級。首周りの摩耗の少ないやわらかな部分のこと。
細長峰
   粗光峰に次ぐグレードの山羊毛。背筋部分の毛でやわらかい。書道用の筆にも多用される高級原毛
白黄尖・・・・・・該当商品 E-16

   コシがあり粉含みも良いのでフェイスブラシやパウダーブラシによく使われる毛で、
   黄尖や上爪峰よりも上質。粗光峰などとの混毛にも使います。

イタチ
尾の毛だけを使います。毛質はとても良質で、毛先は細くて弾力があります。リップ・シャドーの高級品に使われます。
コリンスキー・・・・・・該当商品HS-123HS-102HS-081・HL-S02・HL-R03
ロシアなどに生息するイタチで、非常に繊細で毛先が細く、長い、コシも強い最高級の毛です。最高級の絵筆などによく使われています。

ウィーゼル・・・・・・該当商品E-5E-7E-9E-10E-11C-7D-4
ヨーロッパ産のイタチで、高級品のリップ、アイシャドウブラシに使われています。毛先は繊細でコシも強いのが特徴です。
パーミー・・・・・・該当商品C-3
   ポニーなどと混ぜて使います。毛先が短めです。
ポニー・・・・・・該当商品C-3C-2E-3HC-P141
山羊と同じように、体の部分によって毛に特徴があります。毛先が柔らかく、光沢があり、毛先が細くなめらかです。フェイス、シャドー、リップまで幅広く使われています。
化学繊維
ナイロン・・・・・・該当商品HR-162
   コシが強く、イタチ毛に似た性質で、洗浄も可能なので、取扱いは楽です。
レギュラータイプフェイスブラシ
動物の毛の標本です。
動物の毛の標本
数々の原毛が保管されています。
数々の原毛が保管されています。
貴重な動物の原毛から何十工程を経て メイクブラシが作られています。
貴重な動物の原毛から何十工程を経て メイクブラシが作られています。 貴重な動物の原毛から何十工程を経て メイクブラシが作られています。

メイクブラシの作り方

メイクブラシの作り方
メイクブラシってどうやってつくるの?
A1)コスメ堂のメイクブラシは、熊野の書画筆づくり技を持つの職人さんが、一本一本手作りしているので一本のブラシの完成には十数工程かかります。
ここではカンタンに、一番大切な「穂先」について、代表的な
フェイスブラシ】と【リップブラシ】の作り方をご紹介しています。
フェイスブラシの制作手順
リップブラシの制作手順
フェイスブラシの制作手順 リップブラシの制作手順
職人さんの道具いろいろ
職人さんの道具いろいろ
上から、手板(ていた)・金櫛(かなぐし)・小刀(はんさし)です。他にも手金(寄せ金)、駒などを使いますが、細かい手仕事のため、あまり複雑な道具は使いません。
職人さんの道具いろいろ
職人さん愛用の金櫛(かなぐし)。毎日筆を梳かしているので、こんなに摩耗して、すり減ってしまってます。すり減っても手に馴染んだ使いやすい道具を何年も何年も使い続けるそうです。

▼フェイスブラシ編&リップブラシ編

メイクブラシの作り方
筆司の技紹介(フェイスブラシ編)
A1) コスメ堂のブラシは、一本一本手作りで、一本のブラシの完成には十数工程かかりますが 、ここではカンタンに、一番大切な「穂先」について説明します。
フェイスブラシの制作手順
手順1手順2
ゴミ・綿毛等を取り除くため、毛束を櫛かけをします。(写真1)
小刀(はんさし)を使って、逆毛・擦れ毛・毛先が切れてしまっている毛を丁寧に抜き取ります。(写真2)
フェイスブラシの制作手順フェイスブラシの制作手順
手順3手順4
特殊な型(駒)に原毛を入れます。(写真3)穂先の形を整えます。(写真4)
フェイスブラシの制作手順フェイスブラシの制作手順
手順5手順6
毛の束を糸でしばります。コマから抜いて、もう一度しっかりしばります。(写真5)
穂先部分を後ろから、金属の筒(口金)に入れます。(写真6)
フェイスブラシの制作手順フェイスブラシの制作手順
手順7手順8
もう一度、小刀(はんさし)を使って、指先の感覚で、逆毛・擦れ毛・毛先が切れてしまっている毛を抜き取って、毛先の最後の仕上げをします。
(ここで良い毛だけを徹底的により抜きます。)
(写真7)
プレスした口金を柄(ハンドル)にはめて仕上がりです。 (写真8)
フェイスブラシの制作手順フェイスブラシの制作手順
このように「手作り」すると、時間も手間もかなりかかってしまいます。
大量生産品はその時間と手間を抑える為に、
根本を接着して機械で穂先をカットしてつくっています(下図左参照)
そんな大量生産品と姿カタチは似ていても、肌へのやさしさ、使い心地は全く違うものなのです。
大量生産品(機械で毛先をカット)
コスメ堂のブラシ
肌当たりが悪い
自然のままの先細りの毛先
肌当たりが悪い
自然のままの先細りの毛先
レギュラータイプフェイスブラシ
A1) コスメ堂のブラシは、一本一本手作りで、一本のブラシの完成には十数工程かかりますが 、ここではカンタンに、一番大切な「穂先」について説明します。
リップブラシの制作手順
手順1手順2
ゴミ・綿毛等を取り除くため、毛束を櫛かけをし、小刀(はんさし)を使って、逆毛・擦れ毛などをを取り除きます。(写真1)
毛束を積み重ね、毛先を揃えます。(写真2)
リップブラシの制作手順リップブラシの制作手順
手順3手順4
特殊な型(駒)に原毛を入れます。(写真3)
穂先の形を整えます。(写真4)。
リップブラシの制作手順リップブラシの制作手順
手順5手順6
毛の束をこうぞの糸でしばります。(写真5)コマから抜いて、もう一度しっかりしばります。(写真6)
リップブラシの制作手順リップブラシの制作手順
手順7手順8
もう一度、小刀(はんさし)を使って、指先の感覚で、逆毛・擦れ毛・毛先が切れてしまっている毛を抜き取ります。(ここで良い毛だけを徹底的により抜きます。)(写真7)
金属の筒(口金)に毛先を入れます。
(写真8)
リップブラシの制作手順リップブラシの制作手順
手順9手順10
金属の筒(口金)に入れた毛先を後ろから棒で押します。(写真9)
穂首の長さを決めます。(写真10)
リップブラシの制作手順リップブラシの制作手順
手順11
あとは口元をプレスし、接着剤で毛と金属を接着すると穂先の部分は完成です。

このように「手作り」すると、時間も手間もかなりかかってしまいます。
大量生産品はその時間と手間を抑える為に、根本を接着して機械で穂先をカットしてつくっています(下図左参照)
そんな大量生産品と姿カタチは似ていても、肌へのやさしさ、使い心地は全く違うものなのです。
大量生産品(機械で毛先をカット)
コスメ堂のブラシ
肌当たりが悪い
自然のままの先細りの毛先
肌当たりが悪い
自然のままの先細りの毛先
機械でバッサリとカットしたものは、お肌への当たりも良くありません。
でも先細りの原毛を丁寧にそろえたものなら、なめらかな肌触りを実現します。

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